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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

甘さと口どけにこだわる チョコレート

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チョコレートの消費量

チョコレートは世界中で人々を魅了するお菓子です。

世界で最もチョコレートの消費量が多い国はルーマニアです。2位以下は、ドイツ、イギリス、スイスと続き、これらの国では、年間で一人当たり10kg以上のチョコレートを消費しています。

それに比べると、日本の一人当たりの消費量は2.2kgと、ずっと少ないのがわかります。

オーストラリアの一人当たりの消費量は5kgほどです。日本に比べると、大人も子供も、男性も女性もチョコレートが大好きで、スーパーのチョコレート売り場も大きく、ちょっとしたプレゼントとしてもよく使われるので、日本の倍以上のチョコレートが消費されているのは、実感しています。

カカオ豆は甘くない

チョコレートといえば、甘いお菓子の代表です。しかし、原料のカカオ豆は独特の苦味を持っています。最近は、カカオ成分を70%ほどに高めて、砂糖を大幅に減らしたチョコレートも販売されています。どんなに濃厚なチョコレートなのかなと思っていましたが、食べてみるとぜんぜんおいしいとは思いませんでした。甘いチョコレートを食べた時の満足感には、とうてい及びません。チョコレートのおいしさの秘密は、カカオに混ぜられた大量の砂糖にもあるのがわかります。

カカオ豆がチョコレートになる工程

カカオ豆は、カカオの果実の種です。収穫した果実は、一定期間発酵させてから、中の種を取り出します。発酵させることによって、チョコレート独特の色と香りが生まれるのです。

さらに、カカオ豆は工場でローストされてから、皮を取り除いてすりつぶされると、カカオマスになります。そこに、カカオバター、砂糖などの他の材料を混ぜ、練り上げられ、チョコレートが完成します。

カカオバターが食感のカギ

チョコレートは、口の中に入れたときに、舌の上でとろりと溶ける感触も重要です。この特徴的な口どけは、カカオバターの性質が大きく影響しています。

カカオバターは、カカオ豆の脂肪分を取り出したもので、お菓子の原料の他に、薬品や化粧品の原料としても使われています。

カカオバターの融点は、カカオ豆の種類にもよりますが、32〜36℃なので、室温では溶けませんが、体温で溶ける性質があるので、口どけが良く感じるのです。このカカオバターの性質がチョコレートの大切な食感を作っているのです。

「アナンダミド」が気分を高揚させる

疲れているときに、チョコレートを食べると、疲労感も癒され、幸せな気分になります。これは、カカオ豆に含まれる「アナンダミド」という成分によるものです。アナンダミドは脳など体内で生成される物質で、神経伝達物質の放出を調節し、気分を良くしたり、痛みをやわらげたりする働きがあります。

チョコレートに含まれているアナンダミドの量は少量で、直接的に気分が左右されるほど大きな影響はないかもしれません。しかし、チョコレートを食べることで得られる満足感が、私たちの気分に大きく作用しているのだと思います。

「アナンダミド」をたくさん摂取しようと、チョコレートを大量に食べることは、砂糖のとりすぎにつながり、健康を害することになるので、注意が必要です。

 

疲れたときには、一粒のチョコレートが幸せな気持ちにしてくれます。大量に食べる必要はありません。バランスのとれたカカオのほろ苦さと砂糖の甘さが口の中でとろける感覚を味わったら、十分元気が出ます。チョコレートは魔法のお菓子ですね。

 

今日の笑顔にありがとう。