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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

日本に帰国したら食べたいもの 母の手料理

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日本に一時帰国したときの何よりの楽しみは、おいしいものを食べることです。

オーストラリアでも、いろいろな日本食材が手に入るようになり、日本食レストランのレベルも上がってきましたが、日本でしか食べられないものがたくさんあります。

たとえば、ラーメンやお寿司などは、オーストラリアで食べるものとは、クオリティがぜんぜん違いますから、ぜひ楽しみたいものです。

一番食べたいのは母の手料理

ラーメンやお寿司などプロが作る本格料理が食べたくなるのはもちろんですが、私が最も心待ちにしているのは、実家でしか食べられない母の手料理です。炊きたてのコシヒカリにシンプルな味噌汁、母特製の甘い卵焼き、野菜のおひたしや煮物が揃っていたらそれだけで十分幸せです。

帰国する季節によって、その時期の一番美味しいものが、一番おいしく味わえる方法で食卓に出てくると、それだけで日本へ帰ってきたことを実感します。たとえば、春には、ふきや筍の煮物、山菜のてんぷら。夏には、ナスの味噌炒め、茹でたてのトウモロコシやえだまめ。秋には、栗ご飯、焼きたてのサンマ、大学芋。冬は、身も心もあったまる鍋物やおでん、粕汁。そのほかにも、根菜の煮物、きんぴらごぼう、ひじきや昆布の煮物、春菊の胡麻和え、炊き込みご飯、五目おこわ、ちらし寿司、焼き魚、お刺し身など、母が用意してくれる素朴な家庭料理のおいしさこそ、何よりのご馳走だと思うようになりました。

夫も母の手料理の大ファン

 私の夫は日本食が大好きですが、特に気に入っているのが、外食ではなかなか楽しめないこのような家庭の味です。特に好きなものは、ごぼう、れんこん、ふきなどの日本独自の野菜です。母の手作りの梅干しやつけもの、納豆も大好きで、日本式の朝ごはんをとても気に入っています。肉が大好きな夫ですが、日本に来たときには「肉はいらない。日本でしか食べられない魚料理と野菜料理だけでいい」というくらいです。

そして、作ったものをモリモリと食べてくれる夫の様子を見ていると、母はまた張り切って、うれしそうに腕をふるってくれるのです。

母と台所に立つ貴重な時間

そんな母も歳をとり、ここ何年かの間に、持病も少しずつ悪化しているようで、だんだん生活にも変化が出てきました。おいしいものを食べさせたいという気持ちはひしひしと伝わってくるのですが、体も思うようにきかず、気力もついていかないという状態も感じられます。自分だけの食事の準備は簡単ですが、私たちが帰ってくるとなると、おもてなしをしなければという気持ちが大きくなり、負担も大きくなるようです。

最近は、「私が帰ってきたときには私が料理するからね」ということにして、私が食事の支度をするようにしていますが、母の調子が良ければ、2人で台所に立って、一緒に料理を楽しむようにしています。母の料理を見ていると、一つ一つの作業がていねいで、いまだに学ぶことがたくさんあります。食いしん坊で倹約家の母が、長い人生で身につけてきたことを、共有できる時間がとても貴重に感じられるようになりました。あとこれから先、どのくらい、こんなことができるのでしょうか。

幸せなひとときを大切にしたいと思います。

 

今日の笑顔にありがとう。