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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

築70年 オーストラリアの中古住宅

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築70年の我が家

我が家は1940年代に建てられた築70年の古い家です。昔からの住宅地にあるので、ご近所の家も同年代に建てられたものか、さらに古い家も多いです。

オーストラリア人は、ライフスタイルに合わせて、住み替えをするのが普通なので、おじいさんが建てた家とか、親が住んでいた家を受け継いで住んでいるというわけではありません。私たちもこの家は中古住宅として購入しました。こうして、どんどん家の売買が繰り返されていきます。

中古住宅に価値がある

日本では、中古住宅というと新築よりも価値が下がりますが、オーストラリアではこのような中古住宅の人気は高いです。

このような古い家は、キャラクターハウスと呼ばれ、それぞれの家が長い年月を重ねた個性を持っています。部屋のドアには、今は手に入らないようなアンティークガラスが使われていたり、床は長い年月で飴色に光るジャラの木材が使われていたり、天井にはさりげなく模様がはめ込まれていたり、家全体から趣のある雰囲気が感じられます。けして古臭いわけでなく、時代遅れでもなく、新築の家にはない、独特の味わいがあるのです。

リフォームで快適に

オーストラリアの家は、レンガで造られた頑丈な作りなので、材木で造られた日本の家に比べると、耐久性が高く、長い年月で劣化してしまうことがありません。

もちろん、古い家には時代に合わない設備や、部分的な傷みも出てくるので、それに合わせてリフォームを行ったり、メンテナンスをしていくことも不可欠です。家全体の枠組みは残したまま、古い住まいの良さを生かしつつ、その家族のライフスタイルや、時代の変化に応じて手を加えて、快適な暮らしをしているのです。

合理的な新しい住まい

先日、新興住宅地に新しい家を建築中の知人を訪ねる機会がありました。広い敷地に、余裕のある間取りで、すべてが新しい住まいは、明るくさわやかな雰囲気があり、すがすがしい気持ちになります。

家中の壁は真っ白なペンキが塗られ、床には明るい白木のフローリングが使われていました。その知人は、まだ完了していない床の隅をペロリと持ち上げて見せてくれました。なんと、その床には白木に見える薄いプラスチックのシートが張りめぐらされていたのです。近くに寄って見ても、触った感じも、言われなければ、全く気が付かず、驚いてしまいました。コストも削減できるし、手入れも楽だし、最近はこういうものがたくさん使われているのだそうです。合理的で便利な時代になったことを改めて実感しました。

そして、同時に、我が家の厚くて艶のあるジャラの床を思い出し、愛着を持ってこれからも大切にしていきたいと強く感じました。

 

今日の笑顔にありがとう。