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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

ハンカチで鼻をかむ人たち

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ハンカチは清潔感の象徴

 日本人が「ハンカチ」という言葉から思い描くイメージは、きちんと真四角に折りたたまれたもので、清潔感に結びつく雰囲気があります。

日本人がハンカチをどのような目的で使うかを考えてみました。

  • 手を洗った後の水分をふき取る。
  • 汗をふき取る
  • 涙をふき取る
  • 誰かが涙を流している時に、そっと差し出す
  • 食事中に、膝に広げる
  • ベンチが汚れていたら、お尻の下に敷く

私が思いつくのはこのくらいですが、性別や年代、そして状況によっても変わってくると思います。いずれにしても、外出するときには、財布や電話などと同様に、忘れないで持ち歩きたいものの一つではないでしょうか。

ハンカチで鼻をかむ人たち

オーストラリア人がハンカチを使う様子を見ると、ハンカチのイメージが大きく崩れます。オーストラリアでは、ハンカチの一番の使用目的は、鼻をかむことのようです。風邪をひいている人、花粉症の人が、ポケットからくしゃくしゃになったハンカチを取り出して、鼻をチーンとかんで、また丸めてポケットにしまいます。

一度使っておしまいではなくて、それを何度も繰り返しているのです。もちろん、家の中でも、外出中でも同じです。そして、汚れたハンカチは洗濯機で洗って、また同様に使われます。

ハンカチで思い切り鼻をかむ姿を目の前で初めて見た時は、ちょっと衝撃でした。清潔好きの日本人だったら、この使い方は生理的に受け付けないという人もいると思います。

ハンカチからテイッシュへ

夫の両親は、今もこのようにハンカチを使っていますが、最近は、この光景もだんだん年配の人たちの間でしか見ることができなくなっているように思います。

若い人は、ハンカチなど持ち歩くことはなく、ティッシュで鼻をかむのが当たり前になっています。外出先でも、カバンの中に携帯用のテイッュを持ち歩いている人がほとんどのようですね。

ハンカチで鼻をかむメリット、デメリット

風邪をひいたときに、鼻をかみすぎて、鼻の下が真っ赤になりヒリヒリと痛くなったりしますが、そんなときには、柔らかいハンカチを使ったほうが、肌に優しい感じがします。

また、花粉症などで鼻水が止まらなくなり、テッシュを山のように消費する様子を見ていると、ハンカチ使用は、自然に優しいエコな生活様式だと気付かされます。

今のような使い捨て文化が一般的ではない昔の時代では、とても合理的な方法だったことが理解できます。オーストラリアでは、意外にも紙製品が日本に比べると割高です。トイレットペーパーもティッシュも値段は日本の2倍くらいの感覚なので、紙を無駄に使わないことは大きなメリットになります。

それでも、ハンカチで鼻をかむことに嫌悪感を感じるのは、やはり衛生面の不安があるからでしょう。日本人だったら、風邪の菌などが付着している恐れがあるものは、なるべく早く処分してしまいたいと思う気持ちになってしまいます。

日本人は、鼻水は汚いイメージがありますが、ハンカチで鼻をかむ人たちにとっては、鼻水も涙も同じ感覚なのかもしれません。

私も、自分ではしませんが、ハンカチで鼻をかむ人を見ても違和感を感じることがなくなっています。

 

今日の笑顔にありがとう 。