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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

玉ねぎを切るだけ 硫化アリルの刺激

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玉ねぎと涙の関係

玉ねぎのみじん切りをすると涙が出てきますね。料理が得意でない人ほど、玉ねぎを切りながら涙を流していることが多いと思うのですが、なぜでしょう?

これは、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」の仕業です。この硫化アリルが目の粘膜を刺激するので、涙が出てくるのです。切れ味の悪い包丁でみじん切りをすると、玉ねぎの細胞が潰れてより多くの硫化アリルが出てきます。料理が得意な人は、自分の包丁を常に手入れしているので、みじん切りもスムーズで、涙が出るほど、硫化アリルが出てこないのではないかと考えます。

「硫化アリル」は鼻も刺激する

この「硫化アリル」は目だけではなくて、鼻の粘膜も刺激します。風邪をひいて、鼻が詰まっているとき、玉ねぎのみじん切りを枕元に置いて寝ると、苦しい鼻づまりが、すーっと緩和され、寝付きやすくなります。

このことを、教えてくれたのはオーストラリア人の夫でした。日本では聞いたことがなかった療法ですが、インターネットで調べてみると、ヨーロッパではよく知られている方法のようです。鼻や喉に刺激を与えて、鼻づまりだけでなく、咳止めにも効果があるようです。

面白いのは、耳の穴にに玉ねぎを一切れ突っ込んでおくと、風邪による頭痛や耳の痛みなどが抑えられるという効果です。なるべく患部に近いところに、玉ねぎを持ってくるというのは理にかなっていると思います。風邪で本当に辛いときには、仕事場の机の上に玉ねぎを置いておいて、時々は手にとって直に匂いを嗅ぎながら仕事をするのもいいかもしれません。周りの人に迷惑にならないようにするのはもちろんですが。

子供を寝かしつけるときにも

最近、友人に聞いたのは、子供を寝かしつけるときには玉ねぎの匂いをかかせると効果てきめんという話です。テレビで見た実験を自分の子供に試してみたところ、直前まで元気に遊んでいた子が、急に静かになりお昼寝をしてくれたと言っていました。

これも、やはり玉ねぎの「硫化アリル」の効用です。硫化アリルは、神経を沈静化させるので、催眠効果が期待できるのです。大人の不眠症はもちろん、小さな子供にも安心して用いることができる手軽な「眠り薬」ですね。 

玉ねぎは、食べることで効用があることも注目されていますが、このように揮発した硫化アリルが、目、鼻、喉、そして脳にまで刺激を与える強力な力があります。薬に頼らず、上手に使って、体の不調の改善に役立てたいものです。

 

今日の笑顔にありがとう。