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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

アグブーツ(Ugg Boots) 夏にも使う?

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アグブーツは寒い冬の必需品

9月になり、オーストラリアも暦の上では春になりました。まだまだ、朝晩は冷え込む日が多いですが、寒がりの私の心強い味方が「アグブーツ」(Ugg Boots)です。

アグブーツは、羊の毛皮(シープスキン)の防寒ブーツです。ダブルフェイスの加工がしてあり、内側はモコモコした羊毛そのままの感触で、外側は表面をなめした柔らかい皮になっています。

れんが造りのオーストラリアの家では、空気がひんやりしていて、床からの寒気も辛いものがあります。そんなとき、スリッパでは足首がスースーしてしまいますが、足首を覆ってくれる長いアグブーツは本当に暖かく、寒さから足を守ってくれます。

アグブーツの歴史

アグブーツについて、オーストラリアのメーカーのサイトやウィキペディアで調べてみました。

オーストラリアの代表的な産業のひとつにウールの生産があります。初期は1920年代に羊の毛刈り職人が作業用の履物として使っていたようです。また第二次世界大戦中にはイギリス空軍のパイロットが使用していたという記録もあります。

1960年代には、オーストラリアのサーファーの間で使われるようになり、アメリカのサーファーにも伝わりました。さらに2000年代になると、アメリカのセレブと呼ばれる人たちが愛用するようになり、ファッションとして世界的にも広まっていったようです。最近は、オーストラリアのお土産としても人気があるようですね。

なぜ、「ugg」と名付けられたのかについては諸説ありますが、「ugly」(醜い)から来たという説や、イギリスの軍人が「fug boots」と呼んでいたからという説などがあります。

アグブーツは防寒用だけじゃなかった

アグブーツのメーカーのサイトには、アグブーツは冬は暖かく、夏は涼しく足を守ってくれると説明があります。私は、アグブーツは、冬の防寒用だと思っていましたが、夏の暑い時にも履くものだとはとは知りませんでした。そこで、季節を問わず使える理由を調べてみました。

フリース状の内側は、まさに羊毛(ウール)そのままなので、縮れた羊毛が空気をたっぷりと含んで断熱材として働きます。また、ウールは熱伝導率が低いという特性があるので、外気の寒さ、暑さを伝えにくくなるのです。

さらに、ウールの表面は水をはじく性質がありますが、内面には湿気を吸い取るという不思議な性質があります。したがって、汗をかいても蒸れにくいという状態になり、夏でも快適だということになります。

ウールの特徴を調べてみると、冬だけでなく夏にも活用できることは納得できます。しかし、実際には夏の暑い時に着用している人を見たこともないし、自分でも夏には使ったことがないので、実感としてはよくわかりません。次の夏に試してみたいと思います。

サーファーは夏も冬も関係ない

アグブーツはサーファーファッションとして広まっていきましたが、初めは、海を愛するサーファーと防寒用のブーツがなかなか結びつきませんでした。

サーファーは夏のスポーツというイメージがありますが、真のサーファーは四季を問わず波に乗っています。オーストラリアでも、真冬でも、海沿いの道を通りかかると、たくさんのサーファーがウエットスーツを着てサーフィンをしています。冷え切った体を、暖かいアグブーツが包み込んで温めてくれるのでしょう。また、夏でも、海に長時間入っていたら体は冷えるので、夏も冬も関係ないのかもしれません。

アグブーツは、オーストラリアで生まれたファッション性の高い実用品だったのですね。

 

今日の笑顔にありがとう。