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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

砂糖だけじゃない いろいろな甘味料

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家庭料理で使われる糖類といえば、砂糖やハチミツが中心ですが、私たちの口に入る清涼飲料水や加工食品などには様々な甘味料が使われています。

砂糖以外の身近な甘味料

炭酸飲料などの原材料を見ると「ブドウ糖果糖液糖」の表示がありますが、トウモロコシからできたデンプン(コーンシロップ)を分解してできた異性化糖のひとつです。砂糖よりも低コストなので、様々な加工食品に使われています。原料がトウモロコシですから、遺伝子組み換え作物が使われている可能性を危険視する人もいます。

ステビアは、カタカナの名前から人工甘味料と思われがちですが、植物の葉から抽出された天然甘味料で、ステビオサイドという物質を主成分としています。ステビオサイドは砂糖の250倍から350倍の甘さがあります。しかし甘みの質が砂糖とは異なるため、食品には大量に使えません。漬物や佃煮などの原料としてよく使われています。

アスパルテーム人工甘味料のひとつです。アスパラギン酸とフェニルアラニンという2つのアミノ酸を結合させて作られ、砂糖の200倍の甘さがあります。一時、発がん性や毒性があることが指摘されましたが、WHOをはじめいろいろな機関で徹底的な検査を行い、今は安全性が認められています。

  • 糖アルコール

還元性水あめ、エリスリトール、キシリトールソルビトールなどがあり、ブドウ糖や果糖などの化学構造を少し変化させた物です。エネルギーは低めで、甘さの質の違いや加工食品の食感を変える力などそれぞれ特徴が異なります。糖類より高価であること、おなかがゆるくなることなどの欠点もあります。

砂糖以外の甘味料が使われる背景

世界保健機関(WHO)は2014年に、糖質摂取量を目安として、全エネルギー摂取量の5%未満とするのが、よりのぞましいとするガイドライン案を公表しました。2002年には10%未満を推奨していましたが、一気に半分に低減されました。

WHOはその理由として、肥満や生活習慣病のリスクの上昇への懸念をあげていますが、その中でも虫歯の予防が強調されています。歯の痛みや咀嚼機能の機能低下が起こると、健康な食生活全体にも影響があると指摘されています。

ご飯やパンなどの主食をしっかり食べていたら、甘い食べ物は体に必要ないとわかっていても、甘い食べ物への誘惑に負けてしまうことは多いです。甘い物を食べることで、心が満たされるという心理的な側面も大きいと思います。

このような現状を見ると、これからは、甘味料が果たす役割も大きくなってくるのではないでしょうか。

甘味料もうまく取り入れよう

これらの甘味料は、砂糖とは違った独特の甘さがあり、それがあまり好きでないという人がいます。

また、安全性の面でも、いまだ様々な意見があります。私は、常識的な使用の範囲であれば大きな問題はないと考えます。ステビアアスパルテームなどの甘味料は、砂糖と比べると何百倍もの甘さをもつので、実際に使われる量は少量です。

また、砂糖とは全く違った構造を持っているので、糖尿病や肥満の人が砂糖の代替品として有効に使うことができ、厳しい食事制限を緩和する面も担っています。さらに、虫歯の原因になりにくいことも大きな利点です。

ですから、やみくもにこれらの甘味料を避けることは「フードファディズム」のひとつであると感じます。どんな食品でも、大量に食べれば害になりますが、日本に流通している食品は厳しい検査を受けて認められている物です。正しい知識に基づいて、極端な使い方をしない限り大きな問題はありません。

甘い味覚は、幸せな気分をもたらします。大量な摂取は困りますが、たまにコーラが飲みたくなったら、コーラゼロを飲むことで、満足感が得られたら、それは意義があることだと考えます。健康的な食生活を維持するために、上手に取り入れていきたいと考えます。

 

今日の笑顔にありがとう。