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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

免疫力を高めて健康に NK細胞に注目

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元気のもとは免疫力

同じような環境で生活していても、風邪をひきやすい人、すぐに体調をくずしやすい人がいます。それに比べると、あまり病気らしい病気をしたこともなく、病院とも無縁の生活を送っている人もいます。私もどちらかというと後者で、この10年くらいは寝込むような風邪をひいたことがありません。この違いは、どこにあるのでしょう。

いつも元気で、病気になりにくい人は、病気に対する抵抗力がある人です。また、「免疫力が高い」という言い方もします。風邪のウイルスや病原菌などは、普通に生活していたら、いたるところに存在するものですが、免疫力が強ければ、自分で病気をやっつけることができるのです。

免疫とは

免疫とは、白血球中のリンパ球が、自分ではない異物を排除する反応のことをいいます。異物の多くはウィルスや細菌、寄生虫などの病原体です。

免疫には自然免疫と獲得免疫の2つがあります。自然免疫は連携して働いています。自然免疫の免疫細胞には敵を見つけて食べるマクロファージや敵を倒すNK(ナチュラルキラー)細胞などがあります。初めての敵でも素早く反応する働き者です。ただし、強敵を防ぐ力はありません。

一方で、獲得細胞は特定の細胞に対してT細胞、B細胞などの免疫細胞が連動して抗体を作りだすシステムで、初対面の敵に即効性はないものの、抗体ができると強い力を発揮します。病気の予防接種がこの例です。

NK細胞に注目

リスクの高い病気には予防接種で獲得免疫を作っておくことも必要ですが、様々な病原体から身を守るためには、自然免疫の力を強くしておくことが重要です。特に自然免疫の一つであるNK細胞は、血液中や肺、肝臓などで、日々、多くの敵と戦っています。NK活性が低いと感染症やがんにかかりやすく、それによる死亡率も高くなります。

健康な人でも、毎日体内でがん細胞が生まれていますが、NK活性が高く、正常に働いていれば、がん細胞は死んでしまい、がんにはなりません。免疫は、体の外からやってくる病原体のだけでなく、体の中に発生する異常からも私達を守ってくれるのです。

このNK活性はいろいろな要因で変動します。一番大きな要因は年齢で、20代をピークに加齢とともに下がっていきます。またストレスにも弱く、不安や悲しみを感じることでも大きく下がります。逆に、満足感や喜びを感じると上昇します。ほかにも、喫煙や飲みすぎ、不規則な生活、過度の運動なども活性を下げる要因になっています。

NK活性を高めるには

NK活性を高めるためには、活性を下げる要因をなるべく取り除くことが必要ですが、毎日の食生活も大きな影響を及ぼします。

さまざまな腸内細菌が腸内環境を整える腸内フローラが注目されていますが、腸内には全身の免疫細胞の7割が存在し、500種類100兆個以上もの常在共生菌が住んでいて、最大の免疫器官になっています。したがって、食品からさまざまな善玉菌を取り入れて腸内フローラをよい状態に保つことは、NK活性を高めることにもなります。善玉菌の多い食品といえば、ヨーグルトやチーズ、納豆や味噌などの発酵食品が不可欠です元のNK活性が低い人ほど、効果が出やすいと言われていますので、高齢者やストレスの多い人にこそ、積極的にこのような食品をとりたいものです。

また、適度な運動の習慣や声を出して笑うこともNK活性を上げると言われています。発酵食品を豊富に取り入れたバランスのよい食生活と適度な運動、さらにストレスとうまく付き合いながら明るく毎日を過ごすことが、免疫力を高める秘訣といえるでしょう。

今まで、大きな病気をしたこともなく、健康な生活を送ってきましたが、40代になれば、免疫力も自然に下がり、自分の体を過信してばかりいるわけにもいきません。正しい知識を身につけて、加齢とともにあらわれる体の変化と上手に付き合っていきたいと思います。

 

今日の笑顔にありがとう。