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こんな暮らし

オーストラリアと日本を行ったり来たり。生活を見直すブログ。

「翻訳できない世界のことば」 ことばの奥深さを味わう

ひとことでは訳せない、世界のユニークな単語たち

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楽しい本を見つけました。タイトルは「翻訳できない世界のことば」という本です。原書は英語なので、英語ネイティブの視点で書かれた本ですが、世界中の言語には、その風土や文化の中で生まれた素敵なことがばたくさんあることに気づかされます。ページをめくるたびに、そんな想いのこもったことばをたくさん味わいました。素敵なイラストも、それぞれの言葉のイメージを広げてくれます。

 

言葉の意味を想像してみる

この本を何気なく読んでいたら、夫が覗き込んできました。日本語のわからない夫に、最初は、自分が気に入ったことばを取り上げて、逆翻訳をしながら説明してあげました。

そのうちに、単語とイラストを見せて、このことばの意味想像できる?と聞いてみました。全く的外れのものもあれば、いい線いっている!というものもあり、盛り上がりました。

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日本語の「TSUNDOKU」は「買ってきた本をほかのまだ読んでいない本といっしょに読まずに積んでおくこと」という説明があります。実際には、その意味はもっと深く、好奇心があって読みたい本が増えても、読む時間がない状況や、本を買うことで読んだ気になってしまう人もいるという状況もありがちです。ついつい、そんなことまで説明してしまいました。

 

幸せな気持ち表す言葉もいろいろ

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オランダ語の「GEZELLING」は、「単に居心地よいだけでなく、ポジティブで温かい感情。物理的に快いという以上の「心」が快い状況。たとえば、愛する人と共にときを過ごすような」という説明があります。イラストもその言葉を理解するのを助けてくれます。こんな素敵な感情を、たった一つの短い言葉で表現できるなんて、それだけ、オランダ人の生活に欠かせない気持ちなのだろうと想像できます。

日常生活で、小さな幸福感を感じる瞬間はいろいろありますが、その状況によって、微妙な違いを言葉にするのは、案外むずかしいものです。オランダ人は、きっとその特別な快さを大切にしているんでしょう。

 

おもしろい表現

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また、なんでこんな言葉があるの?という疑問が湧いてくるものもあります。マレー語の「PISAN ZAPRA」という言葉は、「バナナを食べるときの所要時間」という意味があります。どんなときに使うんだろうと考えてみました。「ちょっと手を貸して、ほんの数分でいいから」なんて言うときに使うんじゃないかな?などと、いろいろ妄想してみるのも楽しいものです。マレー人にとって、バナナはとても身近な食べ物なので、そんな言葉が生まれたのでしょう。

 

その後、「Banana Time」ということばが、夫との日常生活で使われるようになりました。「Wait a moment, just a banana time」というふうに。この使われ方が、正しいのかどうかは、定かではありませんが。

 

今日の笑顔にありがとう。